Nikon New FM2
ワタシの相棒、フィルム一眼レフカメラのNikon New FM2であります。Newとは言っても、新製品ではありませんので念のため(笑)。
マニュアルフォーカス(ピント手動)、マニュアル露出(絞り・シャッタースピード手動切替)、さらにはフィルム巻上げも手動で、“自動”と名の付くものは何一つありません。
ファインダー内表示は絞り・シャッタースピード・露出計の3つのみ。内蔵露出計は絞りおよびシャッタースピードの切替に連動して、+(露出過多) ○(適正露出)−(露出不足)のLED表示が切り替わる方式で、最新のデジ一眼のようにボディ外面やファインダー内に液晶表示はありません。
とぉ〜ってもシンプルなカメラなのです。
『デジタルカメラのほうがカンタンに撮影できるんじゃないのォ?』と思われるかもしれませんが、さにあらず。
デジタルカメラやAF・AEフィルムカメラは基本的に『カメラが自動的にピントや露出を決定し、撮影者が撮影意図に応じて微調整する』のが操作の基本となっています。シャッターボタンを軽く半押しすればピントも露出も瞬時に自動で設定されますが、それが撮影意図に合致しているかどうかはまた別の話であります。
場合によってはボタンやダイヤルなどを駆使して設定を微調整する必要があります。例えば被写体が極端に真っ黒or真っ白な場合は露出補正が必要となりますが『う〜むむむ、どのくらい補正しようかな?+1.0EVくらいかな?それとも+1.3EV?』などと考えつつ、ボタンを押したりダイヤルを回したり・・・。あぁメンドクサイったらありゃしないィィィ!!!
では、New FM2はどうか?カメラは何ひとつ自動で設定してはくれません。ピントも露出も全て撮影者自身が能動的に設定する必要があります。その代わり、より直感的かつダイレクトにカメラを操作することができるのではないか?とワタシは思います。
よ〜く考えてみると、カメラに最低限必要とされる操作箇所ってピント・絞り・シャッタースピード・シャッターボタンの4ヶ所だけなんですよねぇ。最新のデジ一眼のように操作ボタンやダイヤルが10も20もあるようなカメラは、ややこしくてワタシは操作できません(笑)。
もちろん、デジタルカメラの進歩を否定する気は毛頭ありません。でも、カメラメーカーならびにフィルムメーカーには、表現者の選択肢のひとつとしてフィルムカメラを残しておいて欲しいなぁ、と切に願うものであります。
- きょうのトレーニング
- お休み
- きょうのからだケア
- 特になし
- からだデータ
項目 | 内容 | 前回比 | 注記 |
---|---|---|---|
体重 | 66.5kg | -0.8kg | |
体脂肪率 | 15.9% | +0.1% | |
筋肉量 | 52.2kg | -0.7kg | |
起床時心拍数 | 54bpm | 変化ナシ |
※身長174.0cm 標準体重66.6kg
[きょうのひとコマ]
New FM2 + Ai 50mmF1.4S これさえあれば他には何もいらない。 Photo:moizee