Zenza Bronica S2
ワタシの主力写真機、ゼンザブロニカS2。
レンズ交換式6x6判一眼レフはスウェーデン製のハッセルブラッドが有名ですが、国産のゼンザブロニカS2も負けず劣らず優秀な写真機であります。
S2に関しては『デカい・重い・作動音(特にシャッター音)が賑やか・(巻き上げなどの)操作感がイマイチ・壊れやすい』などと悪評の誉れ高い(?)機種ではありますが、敢えてここで個人的な意見を申し述べるならば『世間の悪評は(ほぼ全て)誤解』だと思います*1。
レンズ交換式6x6判一眼レフがデカくて重いのは当然のこと。
まぁシャッター音が賑やかなのは甘んじて受け入れるとして(笑)、さながら都市伝説と化している『神社で撮影するとシャッター音に驚いて境内のハトが逃げ出す』というのは、ワタシの実体験からするといささか大げさだと思うなぁ。ちなみにハト・アヒル・カモのいずれも逃げなかったヨ(実話)。
巻き上げの感触は、たしかに独特ですねぇ。『グルグルグル〜』と巻き上げハンドルを回すと、巻き上げ終了のところで『バキッ!』という、精密機械にあるまじき感触がします(笑)。例えるなら、アンプル(薬を封入したガラス瓶)の首根っこを『バキッ!』とへし折るような感触。初めて巻き上げたときはマジでビビりました。
壊れやすさに関しては、ワタシよりも年上のカメラなので『そりゃまぁ壊れるときもあるわな』と割りきって使用していますが、現在までのところ不具合は一切ナシ。絶好調!。万一壊れても、オールドブロニカに関しては腕のいい修理屋さんがいるので安心です。
ホントに良い写真機なんだけどなぁ・・・。『世間から誤解されやすい』という点において、親近感を感じずにはいられません(笑)。
『レンズ交換式6x6判一眼レフを使ってみたい!でもお金が・・・』という方にはぜひオススメします。S2本体+標準レンズを安く買って、差額でフィルムをしこたま買い、撮って撮って撮りまくるというのも、とっても健全な写真生活だと思います。
『でもやっぱりハッセルも欲しいィィィ!!!!』と言うのは口が裂けても言えないのであった(笑)
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*1:個人的な意見ですので念のため