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【海の中道3時間耐久MTB選手権】レポート
- 開催日:2006年2月19日(日)
- 開催場所:福岡市 海の中道海浜公園
疲労困憊《初出:2006−02−19》
【海の中道3時間耐久MTB選手権】の遠征から帰ってきました。
書きたいコトはたくさんあるのですが、今はキーボードを打つのもシンドイのです。よって本日はリザルトの記載のみとさせて頂きます。
- カテゴリー・・・チーム部門
- チーム名・・・Team MD サイクランドおくぐち
- 選手名・・・O西さん,moizee
- 順位・・・11位(エントリー67チーム,完走62チーム中)
詳細は明日以降の日記をお楽しみに。それでは、おやすみなさい・・・。
10/10800sec(その1)《初出:2006−02−20》
【海の中道3時間耐久MTB選手権】とは、海の中道海浜公園(詳細はコチラ)に設置された特設コースを舞台に、3時間走ってイチバン多く周回したもん勝ちという、ヒジョーに分かりやすいルールのレースなのです。
カテゴリーおよびエントリー数は以下の通り。会場は大勢の参加者・観客でたいへんな賑わいでした。
- ソロ部門・・・59名
- チーム部門・・・67チーム
- チーム部門(混合)・・・23チーム
- ファミリー部門・・・15チーム
コースは一周約2.0km(くらい?正確な距離をご存知な方は是非ご一報を)。比較的フラットなコースでダートと舗装路の比率は(たぶん)7:3くらい。ファミリーでも安心して走行できますが、そのぶん熟練者にとっては超高速コースであります。
最高・最強のパートナーO西さんとペアを組んでの今回のレース。ここだけのハナシ、実はワタシ『チーム部門でヒトケタ順位』という目標を内に秘めてのエントリーでした。
10/10800sec(その2)《初出:2006−02−21》
競技スタート5分前に試走を済ませると、ギリギリセーフのタイミングでスタート位置へ。そこはまさに黒山の人だかり。いそいそと列の最後尾近くに並ぶとカウントダウンが開始され、号令が鳴り響き一斉にスタート。
O西さんとの事前の作戦会議で『スタート直後は身体を慣らすために2周交代で走って、その後は3周交代しよう』と決めていたので、まずはワタシが2周走行。いやもうシンドイのなんのって。ちょこっと試走しただけでいきなり(ほぼ)全力疾走したので、動悸・息切れ・めまいのフルコース。
その後は予定どおり3周交代で走行。レース開始から40分もすると身体が次第に慣れてきて、(気持ちだけは)ガンガン飛ばす。それでもエキスパートの方々にはズバズバ抜かれまくる。でもそんなコトでめげるmoizeeではありません。かえって闘志がメラメラと湧き立つのです。
特にコレといったトラブルも無く周回を重ねるO西さんとワタシ。30分おき(くらい?)に公表される暫定リザルトでは順位も少しずつ上がってきて、『これはひょっとしたらイケるんじゃないか?』と思っておりました。しかし、そんなに甘くはなかったのです・・・。
10/10800sec(その3)《初出:2006−02−22》
そしてスタートから2時間47分。バトン代わりの計測チップをO西さんから受け取り、最後のコースイン。残された時間は13分。そして、ワタシのラップタイムは6分10〜25秒/1周。という事は、2周回した時点でタイムアップ直前にゴールラインを通過できるハズ。
タイムアップした時点でコース内を走行中の場合は、その周回も有効となるため、首尾よく行けば+1周となるのです。
最後の力を振り絞って、猛然とダッシュ!!のつもりが、身体が思うように動かない・・・。足は攣りそうになるし、身体は鉛のように重い。後続の選手にどんどん抜かれていく。場内アナウンスは『あと10分』『あと5分』とカウントダウンを開始し、気持ちは焦るばかり。
ツライ。ただひたすらツライ。それでも一縷の望みに全てを託し、前へと進む。2周回目の終盤、とうとう秒単位のカウントダウンが始まる。時を同じくしてワタシはゴール直前のピット前を通過。
残り10秒。『うおりゃあぁぁぁぁ!』と雄叫びをあげつつゴールを目指す。しかし、最後のダート区間に差し掛かった時点でタイムアップ。ゴールラインを通過し、そのままコースを外れて計測チップの返却場所へ向かう。
『あと10秒、10秒さえあれば・・・』ゴールした喜びより、悔しさのほうがはるかに大きい。ほぼ同時にゴールしたN武さんから『お疲れさま』と声を掛けて頂いたのに、ろくに返事も出来ない。この悔しさ、言葉にならない・・・。
こうして、O西さんとワタシの【海の中道3時間耐久MTB選手権】は幕を閉じたのです。今にして思えば、チーム部門11位の成績は上々だし、ヒザの痛みは(ほぼ)再発せず、ケガやメカトラブルも皆無と、言うことなしのレース展開でした。それでも、自分自身の目標をクリア出来なかったことに、一抹の悔しさが残ります。
ワタシは自転車で生計を立てている訳ではないので、『順位なんて二の次。楽しめればイイじゃん』というのもアリだと思います。それでも、だからこそ、常に高い目標を持って自分の限界にチャレンジしていきたい、と心から思うのです。
という訳で、次回こそは『チーム部門でヒトケタ順位』の目標をクリアしてみせます!絶対に!!O西さん、こんなワタシで良ければまたペアを組ませてください。ヨロシクです。
走っては撮り、撮っては走る《初出:2006−02−23》
【海の中道3時間耐久MTB選手権】で撮影した写真をはてなフォトライフにアップロードしました。御用とお急ぎでない方は、ぜひ一度ご覧下さいませ。
ワタシの写真が無いのはナゼ?それは、ワタシが選手兼カメラマンだったからです・・・。元々ワタシは旅先での風景写真の撮影が好きだったのですが(詳しくはコチラ)、スポーツ写真は難しいですなぁ。何が難しいってアナタ、被写体が動くのですよ!(アタリマエか)。
以前は『オトコだったらMF(マニュアルフォーカス)のフィルムカメラよ。AF(オートフォーカス)のデジカメなんざビギナーが使うものサ』とうそぶいておりましたが、スポーツ写真を撮り始めた今では『AF最高!デジカメ最高!!』発明したヒトにノーベル賞をあげちゃいたいくらいです。
『どんな器材を使うか?』よりも『どう器材を使いこなすか?』が大事なのは、カメラも自転車も同じなのかもしれないですネ。ワタシもまだまだ精進せねば・・・。
ハートのトキメキ感じて《初出:2006−02−24》
【海の中道3時間耐久MTB選手権】において、ポラールS720iにて採取した心拍データを元にポラール・プレシジョン・パフォーマンス・ソフトウェアで作成した心拍グラフ。もうちょっと大きい画像はコチラ。
心拍数の高いところが走行中なのですが、我ながらトキメキすぎるにも程がある気がします。なんと!MAX202bpm!!現在までの最高記録です。いつポックリ逝ってもおかしくありませんヨ。以前内科医に『あなたの心臓はよく動いてますね〜』と褒められた(?)経験があるのですが、きっとレース中もギュンギュン動いていたに違いありません。
現在までの経験から、(ロードと比べて)MTBは常に高い心拍領域をキープしつつ走っているような気がします。路面の違い?器材の違い?それとも『MTBの乗り方が下手』なのでしょうか?う〜むむむ。
どなたか『楽チンで速い』走行術があったらゼヒ教えて下さい(笑)。