約束の地へ、再び。(その3)

moizee2006-03-08

昨日より続く》


スタート直後からAコース(145km)は海岸沿いへ、そしてワタシが出走するBコース(100km)は山岳ステージへ分岐。ポラール心拍グラフの茶色線で示すようにジワジワと高度を上げていく。

心配していたヒザに違和感は無く、少〜しずつペースを上げていくと、前方にハリウッド俳優のような長身痩躯の速い方を発見。その瞬間ワタシは思いましたね。『このお方について行けばきっと速く走れる!』と。2人で先頭交代しながらガンガン飛ばしていると、先方から『速いですねぇ!』とヒトコト。恐らくは社交辞令なのでしょうが、ホメられるとすぐ有頂天になるワタシは内心『そうかしら、ウフフ!』と上機嫌。

フライングスタートした福さんを抜き、途中からHITACHIの黄色いジャージを着た方を加えた3人で、(ワタシにとっては)尋常じゃないスピードをキープしながら順調に走っていく。ところが、上り勾配がキツくなったところでワタシだけがペースダウン。『もうダメ、ギブアップぅ〜』とワタシが叫ぶと、『がんばろう!』とHITACHIさんが声を掛けてくれるも、みるみるうちに離されてしまう・・・。

『まぁ、いわゆるこれが実力の差なのねェ』とひとりごちながら、『長丁場なんだから焦ってもしょーがない』と割り切り、黙々と前へ進む。

そんなこんなで山岳ステージは終わり、Aコースと合流。昨年ワタシはAコースで出走したので『この場所覚えてる!』と、ちょっと懐かしい気持ちになる。昨年はわき目も振らずにガムシャラに走ったのに、意外と無意識のうちに風景を見ているものなんですねぇ。何だか故郷に帰ってきた気分。このイベントにリピーターが多いのも、このあたりに要因があるのかしら?

そしてBコースのスタートから32km(Aコースでは74km)、昼食&チェックポイントの旧大江中学校跡地へ到着。ゼッケンNo.をチェックしてもらうと『昼食は豚汁になりまぁす』とのこと。そして周囲に立ち込めるミソのかぐわしさ。『ああっ、食べちゃおうかなぁ』と誘惑に負けそうになるが、断腸の思いで補給食のTOPTENをグビリとひとくち含み、急いでその場を立ち去る。あぁ、空しい。

なぜ食事を摂らないかと言うと、昼食ポイントの直後からヒルクライムとなるのです。勾配は程々ながら、ダラダラと続く長〜い坂とトンネル。昨年は思いっきり昼食を食べてしまい、ヒジョーにツラかったのです。『昼食を摂るべきか摂らざるべきか?』なかなか難しい選択ですなぁ。

途中、下りで突如現れたジャリ道にビビりつつ中間地点を通過した辺りから、『天草の魔物』が牙をむくのでした・・・。


明日へ続く》

  • きょうのトレーニン
    • お休み
  • きょうのからだケア
    • 特になし
  • からだデータ
項目 内容 前回比 注記
体重 65.5kg -0.6kg  
体脂肪率 14.3% +0.3% 目標まであと1.3% 期限まであと38日
筋肉量 53.2kg -0.7kg  

※身長174.0cm 標準体重66.6kg


[きょうのひとコマ]
残念ながら走行中の写真は無いので、代わりにポラール心拍グラフを。もうちょっと大きい画像はコチラ。画像:moizee