撮像素子へのゴミ付着の影響について
つい先日のことでありますが、EOS 40Dの撮像素子にゴミが多数付着しているのを発見したため、購入したカメラ店を経由してキヤノンのサービスセンターにセンサークリーニングを依頼しました。
ちょうど良い機会(?)なので、ゴミによる画像への影響を確認するために、レンズの絞り値を変えてゴミの映り込みの程度を比較してみました。なお、撮影データは以下の通りとなっています。
- データ形式:RAW
- 画像サイズ:3888x2592pixel
- ISO感度:200(高輝度側諧調優先ON)
- フォーカスモード:マニュアルフォーカス ∞
- 露出モード:絞り優先AE
- 使用レンズ:EF 70-200mm F4L IS USM(テレ端にて撮影)
- 被写体:青空
※1 上記に示す条件にて撮影し、ゴミが付着している部位を300x200pixelにトリミングしたのちに、Digital Photo ProfessionalにてRAW→JPEGへ変換。画像はいずれもピクセル等倍にて表示。
※2 高輝度側諧調優先をONにしていますが、特に深い意味はありません。OFFにするのを忘れていただけです(笑)
ゴミの映り込みはF4〜F8までなら全く気にならないのですが、F11〜F16ぐらいから目立ちはじめ、F22〜F32となると非常に目障りとなります。
しかしながら、実際の撮影においてはF22〜F32まで絞り込むのは皆無に等しく、また背景が明るい単色の場合のみゴミが目立つので、実際の撮影においてはさほど支障は無いものと思われます。
まぁそれでも、ゴミが付着していないに越したことは無いので、センサークリーニングを依頼した次第です。
あぁ、サービスセンターから早く帰ってこないかなぁ・・・。