撮像素子クリーニング

先日のブログで取り上げたCanon EOS 40Dの撮像素子に付着したゴミですが、Canonサービスセンターでのクリーニングが完了し、昨日moizeeの手元に戻ってきました。



修理票(の一部)であります。


さっそく前回と同様の条件にて試写してみたのですが、みたのですがッ!


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記事は全て事実に基づくものですが、記載内容に関する受け取りかたは人それぞれ異なると思われます。しかしながら、moizeeは本件に関する読者からの異議を申し受けることは一切できません。

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試写の結果、
付着していたゴミの5〜6割程度しか除去されていませんでした。

どうやら、サービスセンターであっても撮像素子に付着したゴミの完全除去は至難の業であるようです。これは正直なところマジで困ったんだぜ!?


なお、EOS 40Dの取扱説明書には、

  • 撮像素子は非常にデリケートな部品です。直接清掃が必要なときは、できるだけ別紙の修理受付窓口にお申し付けください。
  • 撮像素子の表面は非常にデリケートな部分です。細心の注意を払って清掃してください。

とあり、今回moizeeは素直に従ってサービスセンターにクリーニングを依頼したのですが、結果がこれじゃあ今後一体どーすればいいのォ?というのが率直な感想であります。


さらに申し上げるならば、ちょっと納期がかかりすぎじゃないのかなぁ?

今回クリーニングを依頼したのが1/13(日)、修理品を受け取ったのが1/27(日)。土・日・祝日を除いて9日ですか・・・。もちろんカメラ店⇔サービスセンター間の輸送日数を考慮する必要があるのですが、確かサービスセンターに直接持ち込めば即日クリーニング可能なんですよねぇ・・・。

サービスセンターが身近に存在しない地方在住者としては、ビミョーに納得いかねぇ!


さらにさらに申し上げるならば、修理内容と納期についてサービスセンターから不明瞭な答弁がありました。

それは『撮像素子に除去不可能なゴミ?キズ?があるので、撮像素子の交換が必要です。ついては福岡QRセンターでは対応不可のため、納期が遅延します。』といった旨の連絡がカメラ店にあったそうです。

ところが、修理票には『C-MOSセンサー清掃を実施しました』とあり、さらには、修理後の試写には修理前と同一の位置にゴミが付着しています。つまり、撮像素子の交換は行われておりません。

なお、異なるレンズを装着しても同一の場所にゴミが映り込むので、レンズ表面(特に後玉)のゴミが映り込んでいる訳ではないようです。


結局のところ、撮像素子は交換したの?清掃したの??清掃だけだったら何でこんなに納期がかかるの???そもそもゴミ取れてねぇぇ!!!


・・・すみません興奮してしまいました。

あっちなみに、moizeeは天地神明に誓って撮像素子には一切触れていません。さらには、レンズ交換の際にはミラーボックス内にゴミが入らないよう細心の注意を払っていたつもりです。まぁそれでもゴミの混入・付着は止むを得ないと思うのですが、そんな時のためのサービスセンターじゃないのかなぁ。

恐らく、これでサービスセンターにクレームを申し立てたら、いわゆる“クレーマー”扱いなのかしらん?かと言って何も意思表示しないのもアレなので、修理後にCanonホームページ上にて行うwebアンケートには“修理内容には非常に不満”と回答しておきました。


気分的には『手持ちのEOSシステムを全て売り払い、ダストリダクションに定評のあるOLYMPUS E-システムに乗り換えちまおうか!』ってな感じなのだけれど、莫大な追加投資が必要なのと、何だかんだ言ってEOS 40Dはとっても気に入っているので、今後はリスクを覚悟の上で自分自身でクリーニングしようと思っています


これからデジタル一眼レフの購入を検討されている方は、ダストリダクション性能を十二分に考慮のうえで機種選定されることを強くオススメします。

・・・Canonがダメだとは言っておりませんので念のため。