教えて!白戸先生(その3)
《昨日より続く》
バイクについて
雨が降り出してきたため、バイクの講義は省略されました。ちょっと残念・・・。
スイムについて
場所を《オーシャンドーム》に移してスイムの講義。まずは流れるプールを使用して、泳ぎ方(クロール)の基礎から。
- 腕は“肩甲骨ごと大きく動かす”
- 手を入水させ、水をかき始めるときは“手のひら1ケ分先の水をかくようなイメージ”で腕を前方に伸ばす
- 手のひらで水をキャッチするときは“ビーチボールを沈めるようなイメージ”で体重を乗せる
- 水をプッシュするときは“肩・背中・胸・腰の筋肉を使う”
これらを意識しながら泳ぐと、何だかいつもよりもスイ〜ッと前へ進むような感じ。日頃、肩甲骨を大きく動かして泳ぐのに慣れていないので若干ギクシャクするものの、明らかに今までより少ないストロークで泳ぐことができる。こりゃ慣れればラクかも。
続いて、本番でのスイム会場となるグレートバンクにて、陸上からスタート〜入水〜スイム〜上陸〜ゴールの一連の動きを練習。【宮崎シーガイアトライアスロン大会】では、スイムの途中で上陸してパイロンを周回し、再び入水するという動作が繰り返されるため、白戸先生いわく『入水と上陸をどれだけ上手く行うかで大きな差が出る』との事。
- 入水して泳ぎ始めるときと、泳ぎを止めて上陸するときの水位の目安は“ヒザ〜腰のあいだの水位”
- 入水するときは“陸上から走ってきた勢いを止めずに泳ぎ始める”
スイムの全体の流れを練習するために、ミニゲームを行う。入水と上陸のタイミングは頭では理解しているものの、なかなかムズカシイ。特に上陸するときは『一刻も早くスイムを切り上げてしまいたい!』という気持ちが先行してしまい、まだ水深が深いにも関わらず上陸しようとして、かえって水の抵抗を受けてヘトヘトになってしまう。
それでも、何度か練習すると少しずつコツが掴めてくる。上陸は『指先がつかえて泳げなくなったとき』くらいでちょうど良いみたい。う〜むナルホド。これは体験してみなくちゃ分からないですネ。