フィルムカメラの黄昏

moizee2006-09-03

押入れの奥深く、禁断のカオスゾーン(?)から、ナゴヤ時代に撮影したポジフィルムが大量に発掘されました。


これまた押入れから発掘されたライトボックスとルーペでフィルムをチェックしてみると、ワタシがオートバイで全国津々浦々を野宿ツーリングしていたときの写真でありました。いやぁ〜懐かしいですなぁ。

長期保存のための対策を何ら施していなかったにも関わらず、変色やカビは一切見受けられません。まさか、フィルムがこんなに保存性が良いとは夢にも思いませんでした・・・。それにしても、光学と化学の融合によって生成された画像の、何と美しいことか!

もはやデジタルカメラの画像は、画質において35mmフィルムを凌駕したのではないか?と思っておりました。そんなワタシの思いをよそに、フィルムの保管には劣悪と言っても過言ではない環境のなかで、ワタシ自身の記憶の欠片を昇華させたフィルムは現像当時の緻密さをそのままに、押入れの片隅でひっそりと息を潜めていたのでした。

この日記をご覧の皆さまもご存知なように、ここ数年のあいだフィルムカメラは衰退の一途をたどっています。カメラメーカー・フィルムメーカーの相次ぐ撤退、小規模DPEショップやカメラ販売店の淘汰、そして家電と化したデジタルカメラ

ワタシはデジタルカメラフィルムカメラも大・大・大好きなので、どちらかを蔑むようなことは一切ありません。どちらも撮影していて楽しい!というのが、ワタシの偽らざる気持ちです。それでも、ここ数年フィルムカメラで撮影する機会は皆無でありました。


おそらくフィルムカメラは、このままゆるやかに滅んでいくのでしょう。そんな『フィルムカメラの黄昏』のなかで、敢えてワタシは再びフィルムカメラで撮影しようと心に決めたのでした。

  • きょうのトレーニン
    • お休み
  • きょうのからだケア
    • 特になし
  • からだデータ
項目 内容 前回比 注記
体重 69.9kg -0.1kg  
体脂肪率 19.5% +1.1%  
筋肉量 53.4kg -0.7kg  

※身長174.0cm 標準体重66.6kg


[きょうのひとコマ]
A−southさんでしたら、撮影場所がどこであるか解かるはず(ヒント:北海道ではありません)。 Photo:moizee